アロマセラピーの歴史

はじまり

 

現代のアロマセラピーは、フランスの化学者であり、調香師であるルネ・モーリス・ガットフォセが

実験中に火傷を負い、近くにあったラベンダーの精油をかけたところ、

痛みが緩和され、傷の治りも良かったことから、

植物の持つ癒しの効果を再認識したことから始まったと言われています。

また、実験中の大火傷での入院中、退院後にラベンダの精油を使用し、症状が改善したという説もあります。

 

その後、オーストリア生まれの生化学者マルグリット・モーリー女史が

アロママッサージのテクニックをあみだし、

国境を越えたイギリスでのアロマセラピーの普及に影響を与えました。

 

1950年にマルグリット・モーリー女史によってアロマセラピーが初めて英国に導入されました。

さらに英国ロイヤルファミリーに普及されていき、ロンドン市民を中心として世界中に広がりました。

アロマセラピーは心地よく人間にとって有益なセラピーです。

心や体を癒す力を持っています。

現代のアロマセラピストは体に作用する精油の化学成分を学ぶだけでなく、人間の心理面が体に与える影響も勉強致します。

さらに解剖生理学、精油の化学や植物学と一緒に学び、精油を選択してブレンドするブレンディング技術が世界最高の民間療法といえることになりました。

近年では

 

政治・経済・社会情勢を含め、現代生活に不安を感じる人がたいへん多くなっています。

そんな時代だからでしょうか、心のよりどころや安心感が必要だと感じる女性も増えてきています。

女性の心と体は大変デリケートです。

 

心と体のバランスが崩れると、ホルモンバランスが維持できなくなり、

体調はどんどん悪くなります。

アロマセラピーの癒しの精油の香りと、アロママッサージにより

正常なホルモンバランスにしてくれます。

そのためか、アロマセラピーによる精神的なサポートを求める社会のニーズも高まっています。

化学物質による弊害

 

現代人の生活に欠かせない、多くのものには化学物質が含まれています。 

ファミレスやファーストフード店での外食、冷凍食品やレトルト食品、インスタント食品は当然、

生活必需品や日用雑貨、化粧品などでさえ、ほとんどの製品に化学物質が混入しているのが現状です。

 

例えば害虫を駆除するにも、化学物質の大量に含まれるスプレーを吹きかけて、自分自身も吸い込むような事態になります。

 

こういった化学物質が身体に蓄積していくことで、少しずつ身体は蝕まれていきます。

アトピーや喘息、子宮筋腫などはその典型的な例です。

アロマセラピーによる施療効果

 

アロマセラピーは精神的な効果だけでなく、肉体的な疲れや病気に対する効果、さらにはデトックス効果も非常に高い療法であると言われています。

例えば、長年冷え症を患っていた方のケースでは、アロママッサージを施術することで全身の血行がよくなり、末端の体温が上昇しました。

 

やがて冷え症は改善され、さらには平熱も上昇しました。

これは単にマッサージをしたからというだけではなく、アロマオイルが身体の基礎代謝を向上させたことにも起因していると考えられます。

 

また、便秘に悩まれていた方のケースでも、アロママッサージのデトックス効果により、体内から不純物が排出・排毒され、体調が改善されました。

現代のトレンド

 

現在では簡単・手軽なアロマセラピーは一般にも普及しましたが、

中にはアロマオイルの選択や使用方法、使用量など本格的なアロマセラピーを学びたいと希望する女性が現れ、当学院でも講義を行ってきました。

 

彼女たちはアロマオイルを利用した完全無添加の化粧水、乳液、アロマ香水、ヘアトニック、石鹸などを作り、実際に使用しています。

 

 

 

デタントハウス学院でアロマセラピーを極め、人のためになる仕事・感謝される仕事として、さらには高収入を目指して、独立開業、副業・兼業・サイド ビジネス、在宅者、アロマ教室、プロの施術者として、またデタントハウス学院グループの講師やセラピストとして活躍される事を心より願います。